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4Cグループ代表の伊藤です。
少し前に、読んだ本の中にいいなーと思った言葉があったので、少しお話ししたいと思います。
みなさん「知覚動考」って知っていますか?
仏教や禅の有名な言葉で意味は「知って→覚えて→動いて→考える」という意味です。
この順番が大事です。
例えば仕事なんかで
あたらしい何かを始めるときって・・・
悪い結果ばかり先に考えてせっかくいいな~と思ったことでも、いざ行動するという時に、「やっぱり時間もないし、また今度でいっか」なんて事はよくある事だと思います。
行動する時に、頭で考えてばかりいると、ネガティブ思考が膨らんでいき、どうしても行動しづらくなるようです。
動けば良いとなんとなく分かっているのに、何か理由をつけて止めてしまう、よく分かります。
私の場合だと今、
それをやると既存の店舗のバランスが崩れるのでは・・・
スタッフに負担をかけ過ぎるのでは・・・
これでほんとに売り上げが上がるのか・・・
考え出したら切りがありません。
こういう時って「知覚考動」になっている場合が多いです。
考えてから動くに順番が変わってしまっている。これでは、なかなか前に進めません。
逆に成功している人、よい結果を出している人の行動パターンをよく観察したり、そういう人に助言を求めると、この「知覚動考」という言葉がよく当てはまります。
「知って、覚えて、動いて、考える」という行動パターンです。
「やってみた方がよさそうだ!」と思えることを知ったら、すぐに覚えて、すぐに行動してみる。
そして、行動して体験しながら「やってみてどうだったか」を考える。
やってみて初めてわかることもありますから、「悩んで動かず」よりも「動きながら気付き、考える」
私も取り入れていますが、以前に比べて決断のスピードが上がってきている気がします。
それと「知覚動考」の読み方ですが、「ちかくどうこう」と読んでもいいのですが、できれば「ともかくうごこう!」と読んでみて下さい!
また誤解しないで頂きたいのですが、動くことだけで「考えること」をダメだといっているわけではありません。
ケース・バイ・ケースです。
動くに当たって、深く考える必要がある場面は、もちろんあるはずです。
例えば、会社の方向性を左右する意思決定する場面。
他には、大きな予算を預かって絶対に失敗が許されないような場面など。
こんな時、「ともかく動こう」では許されません。
よく考えて、あるいは、仮設を作り、シミュレーションして、その上で結論が出たら、「動く」を実行すればいいとおもいます。
私の場合は、次のようなケースで「知覚動考」をやっています。みなさんはもやってみてはどうでしょうか。
ここで、転職を考えている方に質問です。
「いい事だと思っていて、始められていないことは何ですか?」
「今いる場所で始められることは何ですか?」
「ともかくうごこう!」
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