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Diggin’ In The Crates vol.3

2024/07/21

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梅雨があったのか無かったのか、そんな事はもはやどうでも良く、
昔の梅雨を懐かしむ事が梅雨の恒例行事となり、結果的にそれを梅雨と呼ぶ。
そんな、新・梅雨理論を提唱したい。
どうも厚木営業所のIです。

さて、本日は…
「狂ってるよ!偉大なる、すぎやまこういち大先生。ドラゴンクエスト狂想曲シリーズ3選」
をお送り致します!

まず初めに、これから紹介する全ての楽曲はオーケストラ版でチェキいただきたい。
ロンドンフィルハーモニー楽団による演奏もありますが、欲を言えばN響。
N響の演奏には音符を追うだけではない魂を感じる事ができます。
それではシリーズ3選、参りましょう!

1.ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たちより
「栄光への戦い -生か死か-」

差し迫る恐怖との戦い、重厚感と疾走感が凄まじい1曲。
高貴な転調が愛おしい程に狂っており、
他に類を見ない変調に楽曲の深みを感じます。

4/4拍子から9/8→2/4→7/8→9/8→2/4→7/8
はい、変態。失礼、ラージプロフェッサー。

オーケストラ畑でないと、まずこんな頭にならないでしょう。
控えめに言って狂ってます。

2.ドラゴンクエストⅥ幻の大地より
「敢然と立ち向かう」

酒が飲める程好きな1曲。
こちらは中ボスである、真・ムドー戦で流れるBGMです。
子供の頃は戦わずにずっと聴いていました。
この楽曲は立ち向かう勇者側とボス側の情景が入り乱れる様な構成となっており、
お互いの心情までもが浮かんでくる…そんな素晴らしい曲です。

スーパーファミコンに落とし込んでも勢いは衰えず、
この曲だけはPCM音源のままでもいいと思える程の完成度です。
そんな事あります?控えめに言って狂ってます。

3.ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…より
「おおぞらをとぶ」

私が逝く時は必ずこの曲を流してもらおうと心に決めています。
今は亡き大先生もきっとラーミアに乗り、旅立った事でしょう。
ハープの音色が実に素晴らしく、日本人特有の感性を揺さぶられ、泣かされる…
切なさを感じる素敵なコード進行は優雅に空を舞い、風に身を任せながら、
小さくなる町の景色を見下ろす、そんな絵が浮かんでくる程です。

全ての楽曲はオーケストラで作成されてから8bit、16bitに落とし込まれている為、
完成された曲をどこまで抜くかが勝負ですが、すぎやま先生の曲は単音ですら光っています。
オーケストラで再生される時はフルレンジでの感動が味わえ、
ゲーム音楽の範疇を余裕で超え、新たな興奮を与えてくれます。
大先生が作り出す全ての曲は人々が大騒ぎする狂想曲で間違いありません。
まだ聞いた事のない方は、是非上記3曲から試してみてください。

次回のD.I.T.C vol.4は、いつもの様に最新曲をご紹介していきたいと思います。
それではまた、この場所でお会いしましょう。

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