- 2025.11.01 所長 桃木 翔太さん インタビュー
- 2025.10.31 37歳になって改めて考える“健康”との付き合い方
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高校を卒業してからウチに来るまで、だいたい2、3年くらいで転職を繰り返してきました。
飽きっぽいというより、執着心がなかったんだと思います。生活するために働いていただけ。あまり欲もなくて。
業界入り前は確か……警備員をしていたのかな? そこを辞めて「次に何をしよう?」と考えていた時に、タイミング良く友人が「ウチで働かないか?」って誘ってくれたんです。
それが『4C』(笑)。
僕としては特にやりたいこともなかったですし、「まあとりあえず」というぐらいの気持ちでした。その日すぐに面接を受けて。
業界に抵抗とかは全然なかったですね。それよりは、面接であまりにも安い給料を提示されたり、条件が悪かったら断ろうという気持ちでした。
で、いざ話を聞いてみると、当時から給与は悪くない。
昇給制度や有給休暇ばかりか、社会保険まである。
こういう言い方はあれですけど、ちゃんと“会社”だったんです。
「やってみよう」と思うには十分でした。

ところが、実は僕、入社から3年はアルバイト勤務だったんです。
きっと「3年も?」と思われるでしょうけど、当時の僕としては、いつ辞めたくなるかもわからないですし、身軽な気持ちでいたかったんです。出世欲とかも全然なくて(笑)。
でもある日、遂に正社員になることを決心したんです。というのも、当時仲の良かった店長が、僕をどうしても“主任”として自分の下に置きたいと言ってくれたんですね。
「バイトじゃ主任にはできないよ。桃木君頼むよ」
繰り返し打診を受けていたので、断り続けるのも気が引けて。それに正直、悪い気だってしないじゃないですか。「仕事ぶりを見てくれていたんだな」と。
「僕で力になれるなら」 最後にはそんな気持ちでした。早いもので、それから6年になります。昨年には僕自身が店長にまでなって。

僕という人間は、基本受け身なんですね。僕自身から何かを発信することはあまりなくて、“人から動かしてもらう”ことが多い。
現に先ほどの正社員になった経緯だけではなく、店長となったきっかけも、原因は“人”なんです。
前の店長が、求人部に異動することになったんですね。その時僕は考えたんです。別の方が上に立ったら、この店長が積み上げてきたものが、なくなってしまうかもしれないって。
僕は店長のやり方を部下として間近で見て、頑張りを知っていたし、尊敬もしていたんですね。なのでおこがましい言い方ですが、そのエッセンスや良いものを引き継いで、残したいと感じたんです。

実際店長になると……これが不思議なもので、意外と頑張っちゃうものですね(笑)。
この立場になると、スタッフを育て、動かし、売上をつくりという形で、見える風景が変わってくるんですよ。それがおもしろい。もちろん責任も伴いますけど、チャレンジするのも悪くないと思いました(笑)。
そしてなんだかんだ、社歴自体も9年目になります。それまでと違って長く続けられた理由は、複数あるかなと。働いてみればやりがいもあったし、キツいわけでもない。店の客層も良いし、一緒に働く人達の雰囲気も良い。また大きかったのはやはり、給与面ですよね。
ウチは役職に就かなくても、成果を出せばきちんと昇給していくんです。“上に行かなければ給与は変わらない”というお店も多い中、従業員にとっては大きなメリットですよね。だから僕も、「ヒラ社員のままでも」と思っちゃったところもあったんですが(笑)。

あとは適材適所と言えば良いでしょうか。人の活かし方が上手な会社だと感じます。
前店長が異動になった理由も、広告戦略に長けていたのが大きいんですね。だから「ぜひ」と、求人部に請われたわけです。
同じように“得意なこと”って、誰もが持っているでしょう。写真が好きな人なら撮影やレタッチを極め、パソコンが好きな方はWebサイトの更新や、それこそプログラミングという形で、力を発揮してくだされば良いのかなと。
事実創業から20年の間に、こうした“組織力”を作り上げられたのが『4C』だと感じるんです。
その意味では「接客でしょう? コミュニケーションが苦手で」という理由で、この仕事をあきらめる必要もありません。僕だって本来は人見知り。他に話好きなスタッフがいっぱいいて、彼らに助けられ、店長として盛り立てられているというのが、実際のところなんです(笑)。
つまりみんながみんな、同じようにできなくてもいい。僕らしく、あなたらしく、最終的にはみんなのチームワークで。店長としての一番の僕の役割も、新たにご入社の方を含め、部下の“適性”を見抜き、のびのびと活躍できるように促すことだと感
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