宮本雅樹 | インタビュー | モアグループ正社員採用サイト

大企業で働くよりも大事なこと

宮本雅樹: ミライズ代表取締役社長; 入社７年目
木更津営業所にアルバイトで入社。木更津営業所・千葉営業所の所長を経て、３営業所をまとめるエリアマネージャーを経験。その実績が買われこのたび新会社の代表に就任。

◆大手企業からの転身

―――モアグループに入社される前はどんなお仕事をされていたのですか？

某大手自動車メーカーに新卒で入社して15年働いて、そのあとモアグループに来ました。
高校卒業後の進路をどうしようかなって考えた時に、当時ナンバー１の企業に入ったら安泰だなっていう単純な思考で決めました(笑)　じゃあ入るためにはどうするか？と考えたら、その会社の専門学校があったのでそこに入学して整備で入社すればいいのでは、というビジョンにたどり着いたんです。その専門学校の推薦入試で１回落ちたんですけど、一般入試でもう１回チャレンジしたら受かりました(笑) 意地もあったしどうしても大きな企業で働いてみたかったっていう感じですね。

―――それがなぜ退社を？

本心でいいですか？(笑) その仕事に対して、あまり魅力を感じなくなってしまったんですよね。同僚・先輩・上司を見ていると、みんな辞めたいなと言っていたり、病気しちゃって会社に来なくなったり、病んじゃった人とか、そういう人たちが比較的多い環境だったんですね。自分はこうなりたくないなと思って。大企業ということで世間体は凄くいいんですけど、実際この人生って面白いのかなって。

◆尊敬する上司の存在

それで僕もそろそろ見切りを付けたいなと思ったのが入社して１３年目のことでした。残りの２年間で気持ちが変わらなかったら退職しようと。当時、僕が凄いお世話になっていた上司がいて、かなり厳しい方でスパルタだったんですけど、それでも結構尊敬していた方でした。そして僕が辞めようか辞めないか迷っている２年の間にその上司から「面白くねぇべ」って言われたんですよ！何か悟られていたのか「自分の気持ちに無理しなくていいよ」って。上司にはいろいろお世話になっていたから、辞めたら申し訳ないという気持ちもあったんですよね。そしたら「お前はもっと楽しく行った方がいいんじゃないか」と言ってくれて。それで踏ん切りがついたって感じです。家族からは「もったいないよ」「せっかく良い会社に入ったのに」と反対されましたけどね。

―――そして、大手企業から風俗業界にというところなのですが？

退職して初めて終わりのないというか長い休みが出来たんですよね。最終的には８カ月あったんですけど、そこで遊びを覚えちゃって(笑) 風俗は行ったことないんですけど、合コン・飲み会に誘われるようになって、無職で時間があるから誘われたものは全部行けたんですよ。そこで現役のキャストさんと知り合ったり、合コン仲間で送迎ドライバーをやっている人がいたりして、少しずつ風俗関係の人と知り合うことが多くなったんですよね。こんな仕事もあるんだ！と思って、それで僕が住んでいる田舎でもあるのか調べたら、「木更津人妻花壇」が出てきたんです(笑) そこにアルバイト募集があったので恐る恐る電話をかけてみました。

―――風俗遊びをするわけじゃなく、まず働こうになったのですね？

そうですね(笑) まぁこれも経験だなと思って。ドライバーの話は聞いてたので、「すごいラクそうじゃん」と思ってたんですよ。女の子を送迎するだけでしょと。もともと車屋だし運転も得意だし、トラック運転手やるよりラクそうだなって軽い気持ちでしたね。
　　　　　　　　　　　　　　　
―――ドライバー募集だったのですか？

それが内勤スタッフだったんです(笑) アルバイトだからドライバーかなと思ってたんですけど、内勤スタッフ兼ドライバーみたいな感じでした。でも、入社したらめちゃめちゃ面白くて！毎日早く出勤したいと思うくらい楽しかったです。

―――何がそんなに楽しかったのですか？

僕が今までに会ったことのないような女性がたくさんいて、すごく興味があって時間があれば話をしていただけなのですが、それが仕事としての「女性とのコミュニケーション」として成立していたんですよね。仕事を頑張っているつもりはなかったんですけど、どんどん評価が上がっていって(笑) コミュニケーションが厚くなるとなぜか女性の出勤が多くもらえるという特典に気づきまして(笑) 女性とのコミュニケーションで出勤アップ。それによって稼働率が上がってお店の利益が上がるという仕組みがこんな感じなんだ！というところが楽しかったですね。

―――性にあっていた？

人と話すのが得意というか好きだったんですよね。あとは営業で培ったスキルが染みついてたんで、お客様対応も意外と上手く成約に繋げられたりして。気付いたらお客様から指名を受けるようになったんですよ。「今日、宮本君いる？」って。お客様から信頼が厚くなると僕しか取れないお客様が増えてくるんです。そうなってくると、知らずのうちに女性からの信頼も上がっていました(笑) この仕事が天職なのかなって思うようになりましたね。

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有名自動車メーカーからの風俗業界への転身。入社早々にこの仕事は天職だと思った宮本さん。店舗スタッフから木更津営業所所長→千葉営業所所長→エリアマネージャー（３営業所を統括する）と着実にキャリアアップし、入社７年目に分社という形で新会社の代表に就任する

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―――代表に就任されて意識していることはありますか？

現状、まだエリアマネージャーの仕事をしている状態なので、後任を見つけて仕事を渡していきたいですね。自分が持っているノウハウを下に伝えて、それをまた下のスタッフに繋げていく。どんどんバトンを渡していくのが大事かなと。会社としては風通しの良い会社にしたいです。

―――今後の展望。ミライズの未来図は？

出店ですね。会社の規模を大きくして営業所を増やしていく。店舗拡大というか、会社拡大。頑張っているスタッフにチャンスを与えたいですよね。循環が悪くなればなるほど腐っていっちゃうので、頑張りに対してちゃんと評価する、結果が出て評価する。今まで以上に意識していきたいです。

―――求める人材。どんな仲間がほしいですか？

若くて好奇心旺盛な方かな。若ければ若いだけ可能性がある仕事だと思っていて、僕ももっと早くこの業界に来たかったなって思うくらいです。もちろん若くなくても好奇心旺盛な方であれば。あとは、女性スタッフも重要なポジションなので女性の方にも来てほしいですね。

―――最後にこの記事を読んでいる方に何か伝えたいことはありますか？

様々な業種の仕事がある中で視野を広げることによって成功した人がいるので、視野を広げてもらえばいいかなと思います。サラリーマン時代に比べて、昇給スピードと金額が全然違います。給料は３倍以上になりましたから(笑)

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