PERSONピックアップインタビュー

米富ましほ

「なんでもできるぞ!わたし!」

米富ましほ
HappinessFactory
総務部 求人課
大学で保育士資格取得
2018年 アルバイト入社
2019年 正社員採用
 

24才、アルバイトからの入社


――保育士の資格をお持ちとお聞きしたんですが、本当ですか?

はい!小さいころからの夢が保育士で、卒園アルバムにも「ようちえんのせんせいになりたい」って書いてあったくらい。20年間の夢のために大学に進学して資格を取りました。大学では卒業前に保育実習があるんですけど、わたしはそこで挫折しました

――えっ

現場に出て初めて、向いてないんだって思っちゃったんですよね…。実習には20人くらいの園児がいて「元気!!!うるさい!!!」ってなっちゃった。実際わたしでも5人くらいの子どもなら見ることはできるけど…、20人をまとめるとなると「かなりツラいな」と…。保育士がムリだと思った理由は自分のペースでは動けないこと以上にこんなにたくさんの命を預かっているという責任の重さがひとしおでしたね。

――卒業後はどうしたんですか?

大学4年生の夏、最後の実習で挫折してから一般職に就こうと思って就活をしたんですけど…基本めんどくさがりでやる気にならず(笑)そこで、当時学生バイトで痩身エステをやっていたので「エステティシャンになろう!」と思いました。働いていたバイト先とは違うエステの会社に研修に行ったんですけど…またそこが…ネ…。

――ブラックだったんですね。

だって「まず社訓を言う」って風潮なんですよ。分かった瞬間「はぁ~?」と思って。平成生まれにはちょっと理解しがたいかんじ…。研修でトんで、三日で辞めました。そこからアルバイトで細々とやりつつ、ある時「社員雇用あり」「バイトから始められる」「事務職」で探していたら【HappinessFactory】が出てきたんですよね。そして面接中に「うちは風俗」って言われて、「ああ、そう~?!?!」ってなった。

――危険な香り…

でもオフィスがめちゃくちゃキレイだったんですよねー…。「ここでナニやるの?!」って思いながら話を聞いたら、「電話で問い合わせの対応を受ける場所だよ」って言われて…ひとまず「ブラックではなさそうだな」と思った(笑)わたしは何をするかよりも「どこで誰と」を気にしちゃうから。
それに音楽が好きだから、ライブやフェスに行くためのお金が欲しかったんですよね。お金があると安心だし、当時は遊ぶお金のために仕事を探していました。ただ風俗とはまったく縁がなかったから、基本的にナニするのかもわからないし「電話?問い合わせ?受付?」とは思いましたね。

――最初は「受付」「求人」という概念を知らないですもんね。

あと単純に「売られる」と思いました。

――それはほんとうみんなそう言う…。

初出勤の日も「売られたらどう逃げよう」ってめっちゃ考えてた…。ビルのエレベータは使っちゃだめだよなとか…一緒に働く人は女性の社員さんが多かったので「頑張れば勝てる」「体力だったら負けない…!」って思って初日に挑みました。正しく言うと男性も一人いたんですけど「勝てそう!」って思って! 

――つよい

まあ結局は杞憂でした!(笑)仕事自体は嘘偽りなしの【事務】。しかも新人のうちは電話や対面の仕事は無いので、WEBサイトの更新だったり、メールを送ったりだとか淡々と作業をする感じでした。大学時代からレポート作成でパソコン使ってたから普通にぶっちゃけ初日は「余裕~」って感じでした。

でも、だんだん仕事を覚えていくうちに「電話が結構ニガテ」ということに気付きまして…。

電話対応のフォーマットもあるのになかなかうまくできなくて。働きたいって電話をくれる女性には、体重とか身長とか聞かなくちゃいけないんですけど、知らない人にそんな個人情報ズバズバ聞いたことないし!風俗経験の有無にしたって、ピンサロとソープの区別もついてないし!「とびっこって何?!」みたいな…「AF…、AF?!」みたいな…。覚えるのに必死で言葉にリアリティがない感じでしたね。

 

 

目指すは「託児課」!


――アルバイトから社員になったきっかけは?

入社当時はちょうど教習所に通いたかったので、相談して【週4日10:30~17:30】、免許がとれたあとは【週5日9時間】で働き方を変えてアルバイトで勤務していました。1年経った頃、会社から「社員にならない?」と誘ってもらえました。ゆくゆくはと思っていたし、1年続けて「この会社なら行ける!」と思えたので快諾しました。「行ける!」と思ったのはバイト時代から先輩の社員の方が丁寧にちょっとずつ教えてくれていたことが大きいんですけどね(笑)ひとつの問い合わせについても、手とり足とりで教えてくれて、本当に頭が上がらないです。今でもおんぶにだっこですけど(笑)

――求人課の雰囲気はどうですか?

基本的に穏やかですよ!会社やお店のニーズや課題に合わせて目標を決めてみんなで頑張ってます。最近の例だと、風俗はその日その日でお給料が変わる「日払い」が基本ですけど、新しく月給制を取り入れる試みをしたり子持ちのお母さん向けにキャンペーンを行ったりしますね!

先輩たちはみんな「育てよう」という接し方をしてくれるので「頑張ろう」って思えます。わたしは今までガーッ!って怒られた経験もあんまりないし、褒められたい(笑)この会社もほめて伸ばしてくれるし、のびのびとやらせてもらえる。その分、ミスをした日は、大丈夫なフリはできてもやっぱりヘコみます。でも、そういうときこそ自分を甘やかしちゃう。ミスをしたら美味しいごはんを食べて寝る!この先もくじけないためのなぐさめ料を自分に払う感じ(笑)

――「これは嬉しかった!」ってエピソードを教えてください

一番嬉しかったできごとは、初めて一人で電話に出た時のことですね。先輩も誰もいなくて、出るしかない!と思って勢いで出たら思ったよりもスムーズに案内が出来たんです。そしたらそのあとすぐに入店が決まって「ワー!!」って!その女性の名前、今でも覚えてますよ!初めての人ですから!(笑)いまでもたまに「稼げてるかな…」って気になって様子をうかがってみたり…(笑)自分を経由して入店してくれた人が続けてくれていると嬉しいです。

――「これは困った!」というエピソードは?

SNSで問い合わせをくれた人のなかに、友達同士で応募してきた二人連れの方がいたんですけど、やり取りのなかで二人とも『携帯電話が止まっている』ということが分かりまして…。電話が止まっていると何が困るかって言うと「面接当日、お店まで道案内できない!」ということになるんですよ。デリヘルという特性上、お店の場所は公開していないので、面接希望の場合は電話で女性を道案内する必要があるのに、それがその日はできなくて…待ち合わせ場所を決めてお店の人に迎えに行ってもらって…。どんなトラブルや事情があっても、やりとりをするうえで文面では決して表に出さないようにします。個人的にはそういうトラブルは困るんですけど、逆にテンションがアガりますね (笑)

――「普通じゃない」と思っていたことが「普通」に起こるんですね

大学を出たばかりのわたしは、携帯が止まることや、面接に来るための交通費がない人が現実にいることを知らなかったんですよね。漫画『ウシジマくん』とか読んでも「はー!こんな世界もあるんだな!」って思うことはあっても、自分の生きる世界と絶対リンクはしなかった。働き始めてから、携帯が止まる人や明日の食事代がない人が本当にいるんだって知りました。
風俗というか男女のことも良くわかっていなくて、既婚者のコンパニオンさんが「彼氏の家からお店に行く」って話をしていて「結婚してるのに彼氏がいるとは?!?!」というビックリもありました。今までの自分の「常識」や「普通」がくつがえりまくってます(笑)

――そういう衝撃的な出来ごとに戸惑ったり、不安になったりしないですか?

最初は確かにびっくりしましたけどわたしは元々性格が「なんでもオッケー!ピース!」ってタイプなんです…。例えば120キロの人が来ても「うん!120キロ!逆にすごい!」って受け止めるし、しつこいクレームも「そっかそっか!」って頷いちゃうことの方が多いかもしれないです。

――おおらか!

世界は広いし、本当にいろんな人がいるんだなって!わたしたちは入店してもらうことが目的なのでそこに向かって走っていくことはできます。ただ、いくら仕事に慣れても、これでいいのかな?って思うことはたくさんあって…「この言い方でちゃんと伝わったかな」って今でも考えてしまう。だから、風俗のスタッフはポジティブな人がいいですよね。ネガティブは感染っちゃうから、グチひとつとっても明るいグチを言ってくれる人が良いなと思います。負のオーラがあるとやりにくいし、女の子にも影響しちゃうので。

――社員になってからの働き方はどうですか?

わたしは普通の社員さんよりはちょっと短めの勤務なんですけど、実はアルバイトの時から殆ど働き方が変わってないんです。勤務時間が短い分、給料はもちろん調整されますが、わたしは「稼げる!高収入風俗ドリーム!」みたいなテンションでもないし、プライベートも充実させたいので…。それも社員になるときに「勤務時間短いほうがいいよね?」って提案してもらって…「そんなところまで融通が利くの?!いいの?!」ってビビりましたね。休みも取りやすいです。お子さんがいる先輩は土日にお休みをとるので、わたしは代わりに平日にお休みを貰って…フェスに行きたいときも…(笑)

――……めっちゃいいじゃないですか。

そうなんですよ……もう他の会社にいけない体に……。

――仕事は身近な人にお話をしてますか?

大学時代の友達とかにはフツーに話してますね。保育士や幼稚園の先生をしている子が多いんですけど、「私より拘束時間が短いのに私より給料が良い」って羨ましがられるから「来なよ!そんなブラックじゃないよ!おいでおいで!」って誘ってます(笑)家族には…やっぱり言えないですね。

――今はなんて説明されているんですか?

「人材派遣」です!!間違いなく人材を派遣しとるわ!と思って!(笑)
家族にはバレたら仕方ないなと思うし、暗い顔して出勤していたら心配されると思うんですけど毎日が「行ってきます!→ただいま!→今日もごはんがおいしい!」っていう日々なので…(笑)あと大人なのでもういいでしょ!と思ってる(笑)

――今25才、区切りの30才までにやりたいことや、今後のライフプランはありますか?

年齢関係ないんですけど…入ったときから「なんでもできるようになりたいです!」って言ってます(笑)

わたしは4人兄弟の末っ子で3人のお兄ちゃんがいるんですけど…兄からは「お前はダメ人間だ」とか、厳しいことを言われることもあったし、母親は帰りが少し遅くなるだけで「今どこ?!」という過保護っぷりです。そういうことがあって「くやしい!ぎゃふんといわせてやる!」って奮起してます。なんでもできるようになったら、自分のことを「スゴイ」って褒めてあげたい。今でもモチベーションは「なんでもできるぞ、わたし!」って思っています、頭のなかでは(笑)

具体的な目標でいうとHappiness Factoryで託児所を開きたいです。問い合わせも結構あるので、しっかり実現させたいなって思っています。保育士をやっている人たちからしても、お給料面でも良い労働環境だなと思います。お迎えがあるからって仕事を切り上げてしまうコンパニオンさんにも「わたしが見てるから行ってきて!いいよいいよ!」って笑顔で見送りたい。わたしも腕が鈍らないうちにとりくみたいです。まだ全然オムツ変えられます!好きなのは2歳児です!(笑)

――もしかしてめぐりめぐって夢を叶えられる…?!

野望です!HappinessFactory託児課!

    

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